A、B、Cの研究項目

5つの計画班によって構成された共在研究領域

共在研究 学術変革領域研究(A)
領域概要を紹介(12:35)
計画研究

Research Projects

A:共在基盤
写真:脳波計を装着してノートパソコンを操作する二人の女性
身体性同期の実験の様子
子どもの共在場面
子どもの共在場面

A:共在基盤

現代社会における共在基盤の理解 / 社会文化的・生物学的・発達的要因からなる共在構造の理解

A01 共在社会

社会的文脈における
共在基盤と共在構造の理解

A01では、地域、ライフステージ、職場、学校、サードプレイス、孤立・孤独などの社会的文脈の中で、共在がどのように成立し、個人や社会にどのような影響を及ぼすのかを明らかにします。

共在感覚、共在効果、共在に対する個人特性を評価するため、質問紙、経験サンプリング、行動指標、心拍・瞳孔・脳波などの生理指標、オキシトシンやDNAメチル化などの生物学的指標を組み合わせ、マルチスケールで共在を記述します。

これにより、社会文化的要因、生物学的要因、個人特性がどのように相互作用して共在を生み出すのかを解明し、現代社会における孤立・孤独の理解や、新たな居場所づくり、ウェルビーイング向上に資する知見を提供します。

A02 共在発達

発達文脈における
共在基盤と共在構造の理解

A02では、子どもの発達と教育環境における共在を研究します。

学校フィールド調査、ヒト子どもの実験室実験、動物モデル研究を組み合わせ、対面、オンライン、メタバースなどの多様な就学環境において、共在感覚や共在効果が学習、学校適応、心理的発達、ウェルビーイングにどのように関わるのかを検討します。

不登校児童生徒を含む多様な学習者を対象とした縦断調査、視線・心拍・脳活動などを用いた実験、思春期の共在経験が神経回路や社会行動に与える影響を調べる動物研究を通じて、発達段階に応じた共在の条件を明らかにします。得られた知見は、授業設計、学級運営、遠隔教育、メタバース教育などの実践的な指針へとつなげます。

B:共在拡張
Virtual Waseda produced by CTLT
自宅で手軽に生け花を学べるAR・AI支援システム
ヒト以外のアクターとの関係
ヒト以外のアクターとの関係

B:共在拡張

先進技術による複数の共在拡張事例を
人類史における共在多様性を参照して相対化

B01 共在時空

時空間軸における
共在拡張の理解・実践的展開

B01では、ICTによって「今ここ」を超えて拡張される共在を研究します。

遠隔・仮想環境において、触覚、温度、身体の動き、表情、ジェスチャーなどの非言語的コミュニケーションが、共在感覚や共在効果をどのように支えるのかを明らかにします。そのために、多感覚情報を統合した遠隔共在システムを開発し、実験室、教育現場、地域社会、自然環境などで検証します。

また、人類史における共在時空の多様性や、サルを用いた神経科学的研究も取り入れ、遠隔共在の文化的・生物学的基盤を検討します。これにより、リモート教育、遠隔作業、医療、介護、極地・宇宙など、さまざまな場面で活用可能な新しい共在技術の創出を目指します。

B02 共在アクター

ヒトを超えたアクターへの
共在拡張の理解・実践的展開

B02では、伴侶動物や伴侶ロボットなど、ヒト以外のアクターとの共在を研究します。

イヌやネコなどの伴侶動物と人間が、実際の生活場面の中でどのように関係を築き、共在感覚を形成していくのかを縦断的に調査します。同時に、伴侶ロボットを用いた実験を行い、人間に共在感覚をもたらす相互行為の条件を検証します。

本研究では、動物とロボットという異なる非人間アクターを比較することで、人間が「共に在る」と感じるために必要な同調、規範、物語、身体性、応答性などの要因を明らかにします。さらに、市民参加型のワークショップや実践フィールドを通じて、人間中心主義を超えた新しい共在のあり方を提案します。

C:共在理論
マレーシアの狩猟採集民・プナンの社会
マレーシアの狩猟採集民・プナンの社会

C:共在理論

共在を学融合的に扱う理論的枠組み構築

C01 共在理論

共在の定義・概念分析と理論化

C01では、共在とは何かを理論的に明らかにします。

共在は、併置、共存、共生、協働、共感、社会的相互作用などの近接概念と関わりながらも、それらとは異なる独自の射程をもつ概念です。C01では、哲学、人類学、コミュニケーション論、社会神経科学の研究者が連携し、共在の定義、成立条件、拡張可能性、倫理的課題を検討します。

また、A01・A02・B01・B02の実証研究と連携し、実証研究から得られたデータを理論の洗練に反映します。研究会「共在広場」などを通じて領域内外の研究者が議論する場をつくり、共在研究を国内外へ発信する理論的基盤を構築します。

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ナギの部屋

Nagi's Room

シンボルマーク:データ

共在研究 シンボルマーク

タグライン:データ

共在研究 タグライン

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バーチャル背景画像

オンライン授業やビデオ会議などに利用可能なバーチャル背景です。