- 講演日時:2026年4月28日(火)13:00-14:30
- 会場:玉川大学脳科学研究所 HBSH レクチャールーム

- 講演者:竹村幸祐(滋賀大学経済学部・教授)
- 講演タイトル:地域コミュニティに見る社会関係のパタンと心理傾向 マルチレベル分析による検討
- 講演概要:人間は他者と協力関係を持つことで生きる生物である。ただし、そのことは、搾取や競争や排斥が人間社会に存在しないことを意味せず、むしろ各個人はそうした問題に必死に対処しながら他者との関係を保持している。では、各個人は、どのようにして社会関係を守っているのだろうか。本発表では、そのあり方が社会によって異なること、そして、それに伴って心理傾向も社会によって異なることを示した研究を紹介する。まずは日米比較研究を紹介し、次いで、日本国内の地域コミュニティに注目した研究を紹介していく。特に、農業・漁業・畜産業といった生業の違いがコミュニティ内の社会関係にどのように影響するか(どのような協力関係を必要とし、どのような競争関係を生か) 、そして、コミュニティに住む個々人の心理傾向にどのように影響するかを議論する。主として、数百コミュニティを対象とした郵送調査データの分析結果を報告する。
- 共催:玉川大学脳科学研究所 学術変革領域研究A 共在研究「他者と共に在ること」の統合的理解と実践的展開